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[340] 拳理体感の残像 その3  なぜ乱捕ではなく運用法と呼ぶのか? 投稿者:明竜 投稿日:2014/01/13(Mon) 10:37  

かつて運用法は乱捕と呼ばれていた。昔の大会のパンフレットをみると競技のメインが乱捕で、そこに一部演武がついていたと読みとれるものもある。私はその大会を実際に見たわけではないのでそれ以上のことは言えないが、少なくとも相当に盛んに行われていたことは事実だ。しかしある時期大会で乱捕が禁止となり、競技が演武だけになったことに伴い道院や支部での乱捕練習が行われなくなってゆく。大会での乱捕中止の理由は様々言われているが、死亡事故が大きく影響したことは否定できない。もっとも当時の乱捕は胴とグローブをつけて殴りあうというもので演武や法形で見る少林寺拳法とも現在行われている運用法ともだいぶ趣が違った。

運用法という名前を付けたのは、これまた拳理体感のリーダーだった元本部職員の方だった。よくできた話にも聞こえるだろうが、確かにある時期ある意味においてこの方は八面六臂の活躍をして物凄い貢献をした。ただ、残念な辞め方をされたため、少林寺拳法の歴史の表に名前が出てくることはない。

なぜ乱捕ではなく運用法なのかとその方に尋ねたことがある。答えは明快だった。確かに拳理体感では乱捕の中でも自由に使える少林寺拳法の研究をしていたのだが、乱捕という言葉を使ったとたんグローブ乱捕をイメージする人が多くミスリードしてしまう危険性が高いからということだった。運用法と言えば乱捕と全然違うイメージを持ってもらえるからだとも、少林寺拳法の技を運用するイメージにつながるとも言われていた。

少林寺拳法の特徴の一つに守主攻従があるが、なぜか不思議なことに乱捕と聞いたとたん守主攻従はどこかに捨て置かれ空手かキックボクシングのようなスタイルになってしまう拳士が殆どなのだ。空手やキックボクシングが悪いというのではない。ただガードを固め素早く飛び込み自分の当身をうつスタイルと、誘いを作って相手に仕掛けさせ防御反撃するスタイルとでは別物だということだ。そこを理解せず技を取り入れれば当然つじつまが合わなくなる。拳理体感の元本部職員はそのことに対して明確な疑問と反論を持っていた。運用法という命名にはそんな思いも込められていた。


[339] 拳理体感の残像 その2  なぜ専用防具を開発したのか? 投稿者:明竜 投稿日:2014/01/07(Tue) 21:19  

少林寺拳法には専用防具がある。二重の面に二重の胴そして二重のファールカップだ。開発されたのはここ10年から20年ぐらいの間だ。ちょっと拳足が触れただけで大きな音が出る、フットワークを使えば胴がカタカタと鳴り、紙一重でかわしたはずの突きが面に当たる。固定しづらく股から垂れたファールカップ・・・なぜ市販の防具ではなく、こんな使いづらい専用防具を開発したのだろうか。こんな防具にメリットがあるのだろうか。それとも自己満足的に独自性をアピールしたかったのか。

この防具開発をしたリーダーは、前回も触れた拳理体感を企画した元本部職員の方だ。最初はスーパーセーフやボクシング・グローブなど市販の防具を使って練習をしていたが、簡単に言えば既存の防具が練習ニーズと合わなかったのだ。守者の技術は攻者の技術と違って身に着くまでは顔面を殴られることが多い。そういった戦い方では当然脳障害のリスクも増大する。実際、当時の月刊あらはんに脳外科医へのインタビュー記事も掲載されているが、あれもその時の研究のひとつの足跡である。で、その脳障害から身を守るため、格闘技の試合用ではなく、少林寺拳法の練習用防具開発が必要となってきた。この本部職員の凄いところは興味を持ったことに対して発揮される推進力だ。

最初の面はいわゆる面の形状ではなかった。胴を薄くて硬いファイバーの板でつくり、それが顔の下半分が隠れるところまで立ち上がっていた。胴体だけで固定しているので、いくら上段を叩かれても衝撃が脳に来ることが無い。もちろん板の無いところを叩けば防具の効果は期待できないが、これは試合用ではなくあくまで練習用防具なのである。上段への加撃が顎を狙うことが多いことを考えれば、そんな攻撃を受ける練習用の防具としては十分といえる。実際青いファイバーの試作品まで作って実験したのだが、腰を屈められなかったり頭が揺れたときに防具の縁が顔に当たるなどの課題解決ができず、実用化は暗礁に乗り上げた。

その後、当身の衝撃を脳に伝えないというコンセプトは二重化という解決策で実現されこの防具は市販にこぎ着けるのだが、その間リーダーの本部職員は辞め、開発コンセプトを知らない人達が後を引きついだためか、受けの能力を磨く練習用防具という本来の使い方は伝わらず、運用法競技の防具となってしまった。横からの攻撃や突き貫く攻撃に極端に弱いのはそもそもそんな使い方を想定していなかったことの名残である。

その潜在能力が引き出されないどころか、本来の使い方がされてないがため「でかくて使いづらい」と不評を買うかわいそうな防具になってしまった・・・う~ん残念。


[338] ありがとうございます。 投稿者:休明 投稿日:2014/01/06(Mon) 08:15  

修練にまた一層張りが出ます。


[337] 拳理体感の残像 その1  「蹴りたい間合」とは何か? 投稿者:明竜 投稿日:2014/01/05(Sun) 22:12  

最近すっかり聞かなくなった言葉に「蹴りたい間合」というのがある。20数年前の会報誌(月刊あらはん)に一世を風靡したコーナー「拳理体感」というのがあった。「拳理体感」はすでに辞められたある本部職員の企画だった。その人がよく使っていた言葉に「蹴りたい間合」である。

その人は「蹴りたい間合」の概念を実際の拳技に応用して実にうまく相手を翻弄していた。私の知る限り、その方の後、「蹴りたい間合」をキチンと理解して技術にまで応用できた人はいない。大変重要な概念にも関わらず、現在誰も「蹴りたい間合」を口にしなくなったのはそんな背景があったからなのかもしれない。

ではこの「蹴りたい間合」とは何か。言葉の通り相手が(蹴りたい!)と思う間合のことであり、自分から見れば思わず相手を蹴りたくなる距離のことである。
ただ厄介なのはこの「蹴りたい間合」は一定の距離ではないことだ。前蹴を狙う時と廻蹴を狙う時とでは蹴りたくなる間合は 微妙に変わっている。もちろんかぶる間合もあるものの前蹴りの方が遠くまで届く。これは人間の体のつくりからして当然のことだ。そして突を狙う時はもっと大きく変わることになる。
また「蹴りたい間合」の特徴にピーキーであることも挙げられる。「蹴りたい間合」のほんの数センチ外は相手は蹴りたいとも思わない安全圏なのだ。よく乱捕の際にピョンピョン飛び回る人がいるがあれは全部この安全圏で行われている。ほんの数センチの差だが「蹴りたい間合」の上では両者とも圧迫を感じてフットワークは止まる。たいていの人は身体が勝手に飛び込んで当身を繰り出す。攻者ならそれでいい、しかし守者はここで誘惑に負けてはならない。相手の起こりを察知して対応することが求められる。この間合に位置してはじめて身体をどう使うかが問題となってくる。

ちなみに「蹴りたい間合」を探すのはさほど難しくない。乱捕経験者ならある間合いまで近づくとそれ以上前にはいけない壁を感じたことがあるだろう。あの壁すぐ向こうが蹴りたい間合である。蹴りたい間合がどこにあるかはすぐ分かるが、蹴りたい間合に入るのは難しい。
しかし、その間合からすべての攻防が始まる。そんな、すべての基となるのが「蹴りたい間合」である。

そういえば教範に大変似た記述がある。「・・・故に間合は決して一定不変のものではない。その時の条件に従って見出さなければならないもの」「拳法を行うためには必要な基本間合と云うものはなくてはならない」「古来一足一拳の間合」「間合の妙用のみが、拳技の成否をきめるかぎとなる」。

間違っても、基本間合とは両拳を前に突きだして触れる距離を目測をもって測るものではないようだ。あれは初心者用の大雑把な割り出し方だと認識しないといつまでたっても拳技は使えない。


[336] リクエストにお答えして。。。 投稿者:明竜 投稿日:2014/01/05(Sun) 17:48  

休明さん、今年もよろしくお願いいたします。
リクエストをいただいましたので、ちょっとシリーズもので情報をお届けしようかと思います。

拳理体感や崩し落とし外しあたりの周辺情報をいくつか。。。

うまくまとまりましたら、ロバの耳 第6部にします。うまくまとまらなければ・・・そのまま流そうと思っています^^;


[335] おめでとうございます。 投稿者:休明 投稿日:2014/01/01(Wed) 10:11  

今年もいろいろな情報お願いします。


[334] あけましておめでとうございます 投稿者:明竜 投稿日:2014/01/01(Wed) 09:24  

本年もよろしくお願いいたします。


[333] 一般的には… 投稿者:平井@愛知朝日 投稿日:2013/11/25(Mon) 06:50  

「技」→「術」→「略」の順で指導かと思いますが、
「略」→「術」→「技」の方がよかったりする場合もありますね。
難しいです。

私は「技」「術」「略」を「動き」「流れ」「理論」と
解釈したりもしてます。


[332] どちらから攻めるか 投稿者:明竜 投稿日:2013/11/23(Sat) 10:05  

一旦ついた癖を直すのは難しい。ひとつひとつ意識して修正をしていかないといつもの癖がでてしまう。

一方、新たに技を覚える時は、完璧でなくてもよいのでまず叩き台を作ることが大事でもある。

さて、この矛盾をどう解決するか。。。


[331] Welcome!! 投稿者:明竜 投稿日:2013/11/07(Thu) 06:50  

Hi Irina84! Welcome to e-Ken!!
I am Minglong owner of this site.
I like Shorinji-kempo too.
Please enjoy this site:)


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