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| リアルとバーチャルの有機的な融合 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 内容に関しては 財団法人少林寺拳法連盟 の正式な見解ではありません。 【サイト・オーナーへメール |
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| ■第10回の記録 2002/05/03 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 章へジャンプ→ 開催のお知らせ|みんなの声|総ては一通のメールから|誤算と誤解|出会い、再会、早よ食べたい・・・|蕎麦打ちは男のロマン|一時間の練習|朋友有信|率先垂範|続・千里の道も一手から|飛び後ろ廻蹴|開祖直伝の世代|閂、丁字は表と裏|東北の名人|乙女姫の湯|おいしさテンコ盛りのバーベキュー|お化けは信じてないが。。。|初恋|アウトドア天国|戸惑い|100円の湯|開祖が夢見たこととは|番外編・ぶどうの香りと・・・ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ■開催のお知らせ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| <<e-研交流会@福島県鮫川村のご案内>> 今回は趣向を変えて大自然の中でe-研交流会を開催します。 もちろん拳法の練習以外にも企画あり 合掌礼ひとつで友達になってみようと思う方は 自然だらけの鮫川村e-研交流会でお会いしましょう。
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| ■みんなの声 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| ■総ては一通のメールから | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
![]() 福島県の小学生拳士近藤肇君がしてくれたe-研掲示板への書き込みが総てのきっかけだった。 「いつでもいいですから、遊びに来てください。」 「キメた!ハジメ君、いっしょに鮫川村でe-研交流会(アウトドア&れんしゅう会)をやっちゃおう!きみの力をかしてくれ!」 「よし、その話のったぞ、どんどん友達を、福島県へ、連れてきてください。」 今回のe-研は、ひょんことから鮫川道院との合同企画で、福島県での開催となった。千葉から一台、東京から一台、埼玉から一台の車が出て、総勢17名が関東から向かった。 |
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| ■誤算と誤解 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
事前にネットで福島までの所要時間を見積もる。しかしいざ出発をしてみると予想を越える大渋滞。ネット上のシュミレーターにはゴールデン・ウィークの連休初日という要素は加味されていなかったようだ。 高速を走行中、妻のケータイに電話が入った。直前キャンセルした方からだった。前々日に第一報があり、最終の連絡は前日の晩だった。そのあまりに身勝手な行動が許せず、納得のいく説明がもらえないのなら次回からの参加はお断りすると少々厳しめのメールを送っていたのだ。 しかし話を聞くと、お父さんの病状悪化で緊急入院が必要となり、そのため病院の説明を受けなくてはいけなくなったとのこと。ずらそうにも人命にかかわることなのでそうもいかず、理由が理由だけにこちらに対しても言い出しにくかったという。当然だろう。 僕の勘違いを気にして、わざわざその連絡をしてくれたのだ。事情を知らないとはいえ、僕はまた、走り過ぎたようだ。許してもらいたい。 |
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| ■出会い、再会、早よ食べたい・・・ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
りょうさん、しんたろさんを乗せて僕のアコードUSワゴンが「いわき勿来」インターに着いたのは予定を2時間以上も過ぎた12時半近くだった。千葉を出発したHIROさんの運転する「夜の蝶」号は既についており、僕らが到着したときには、出迎えに来られた近藤さんのお父さんとHIROさんのご家族、さすらいの恒さんは既に打ち解けていた。埼玉を出発の「みうら」号は6人の家族と2人の学生(イッシン、さとかっちゃん)を乗せてこちらに向かっている最中だ。もともと「時間には間に合わないから先にやっていてくれ」と言われていたし、みうら家の人々はかなりしぶとい、遅れても必ずたどり着くだろう。近藤さんの先導で僕らは鮫川支部の皆が待つ公民館へと向かった。 公民館には懐かしい顔が並んでいた。近藤肇君やお姉さんの真澄ちゃんの他、鮫川道院長・小松先生の娘さん達や、木之内3兄弟の顔も見えた。 すでに鮫川の子達は蕎麦を打ち終え、走り回っている。僕らは挨拶もそこそこに鮫川の水野さんのご指導のもと、今回のメインイベントである「蕎麦打ち」に挑戦してみた。 |
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| ■蕎麦打ちは男のロマン | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
各人が蕎麦粉とボールをもらう。まず蕎麦粉に少量の水を垂らし、手をこすり合わせるようにして満遍なく蕎麦粉に水が行き渡るようにする。やがて全体的にパラパラになってきてティーチャー水野のOKが出ると、水を足して練りの動作に入る。ボール内の斜めの面を使って擦り伸ばすようにするのがコツのようだ。ここで手を抜くと生地がパサパサになり後で伸ばす時に割れてしまうらしい。やがて、生地も耳たぶくらいの硬さとなるといよいよ伸ばす段階になる。三角錐の形にしてから掌で押し広げる。粉を打ち、麺棒で押し広げる。蕎麦打ちは手際よくやらないといけない。僕が借りたステンレスの麺棒はズッシリといい感じに重かった。 今度は広げた生地をたたみ、蕎麦切りの作業に入る。押さえの板を軽く当て、蕎麦切り包丁を入れる、その包丁を軽く寝かして押さえの板をずらす、再び板に包丁を当てて切る。これを繰り返す。僕は単純作業が得意だ。リズムを掴んでトンタン、トンタンとやる。その手際のよさと切った麺の細さを父兄の皆さんから誉められた。 隣の広間で鮫川支部の方や近隣支部の方、ご家族の方と打ちたて茹でたての蕎麦を食べた。短かったり、太さがバラバラだ。中にはうどんより太いのもある。だけど自分達で打った蕎麦がこんなに美味いものとは思わなかった。そして近くの山から取ってきた食材を使ってお母さんがたが揚げてくれた天ぷらも美味い。 しかし、ティーチャー水野の打った蕎麦を食べた時、またもや驚いてしまった。コシの強さが違う。僕らの打った蕎麦でも充分コシはあるのだが、レベルが違うのだ。いつかこんな蕎麦を打ってみたい。
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| ■率先垂範 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
そんな小松先生だが、払受の要領で蹴りを流すときに指を痛めそうな不安を感じると言う。言葉で説明するのは難しいが、これは脱力と緊張を明確に使い分けることで解決できる。脱力して手首で触りに行けばよい。完全に脱力すると手がセンサーになる。危険を感じれば反射が起こる。指を折りそうになれば手を引っ込めるし、蹴りが体にぶつかりそうになれば手が勝手に押しのけてくれる。 顔面パンチを捌くと「連打に対しては?」と聞かれた。僕はキメ技にのみ反応するようにしている。当てる気のある左ストレートならそれに対して一気動作をする。次につなぐためのフェイントのような左ストレートなら反応せず、次の右ストレートに対して一気動作をする。見極めはポイントは、間合いや相手の重心の動きが結果として現れる攻撃線のみだ。 |
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| ■続・千里の道も一手から | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
一時間では到底全員とは組めそうにない。でも少しでも多く福島の方と一緒に練習したかったので、僕はまた別の方と組んでみた。今度はお互いに中段廻蹴を受ける練習をした。ただ、残念なことに名前がわからない。僕は目が良くないが、拳法の時は眼鏡を外してしまうので、相手の道衣の名前を読み取れない。 ■「受けの動作が遅いですかね?」と聞かれた、遅くはないけれど、動きに無理があるように感じた。お互い左前の対に構えて僕は中段に振蹴、それを相手は右後ろにステップして左手で払受。でも、それでは蹴りのパワーには勝てない。左手で払受をするなら、むしろ前足である左足に体重を乗せて受けた方がよい。 ■また、その時余っている右手は万が一蹴りが上段に来たとき用のガードに出しておく。これが本来の十字受けだし、そのまま右手刀を相手の首か胴に当て更に前に入れば掬い投げとなる。 ■この人は勘がいい。3年ぐらい休眠していたというが、見よう見真似ですぐできるようになった。チャンスだ。僕は「右足一本で乱捕りをするから、受けてみてくれ」と言うと、十数本を綺麗に受けた。練習が終わったとき、明るい表情でお礼を言われた。中段廻蹴一本だが、フットワークを使って自由に攻めてくる攻者を自力で完封したということは、物凄い自信につながったようだ。やっぱり、千里の道も一手からのようだ。 |
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| ■飛び後ろ廻蹴 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
子供達がミットを蹴ってくれと言う。試しに2、3回蹴ると「スゲー、スゲー」と言う。子供は防御反撃より、強さがストレートに伝わってくる攻撃技に興味を示すようだ。ならば、話が早い。昔とった杵柄だ、ロー、ハイ、段蹴、後ろ回しとランダムにつないでみせ、締めは飛び後ろ廻蹴だ。アンコールのリクエストが続いた。 ■引きつけてしまえばこちらのもの、3段階でマスターする飛び後ろ廻蹴講座を開く。 できるようになるまでそんなに時間は掛からないだろう。 僕は調子に乗って見本を見せすぎたようだ、久しぶりに飛び後ろ廻蹴を連発したので、左足の親指の皮がむけてしまった。 ■練習終了予定の4時を15分ほど回った頃、みうら号が到着した。しかしヤル気満々だ。もう終わりだと言っているのに道衣に着替えようとしていた。。。 |
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| ■開祖直伝の世代 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
予定を大幅に過ぎて練習終了となった。今回は八段の先生も参加している。小松先生に聞いたところ開祖から直接技を教わった世代だという。最後にQ&Aタイムがあったので、軽い気持ちで得意技でも教わっておこうと思った。 「すいません。もし、よろしければ得意技を一手教えていただければ・・・」 「得意技は特にないです。」 「いや、では何か一手を・・・」 「具体的に言っていただいたほうが助かります。」 失礼だが(なんだ、ハッキリしない先生だな)と内心思った。「では木葉系の技でも・・・」正直に告白すると、そんなに期待してなかった。 ■「木葉手法はできますか?」と聞いてくる。「はい」と答えて親指と小指を着けてみせる。分かっている先生なら、それを見せれば分かってくれるはずだ。先生は小さく頷き、木葉を捕るときの基本は相手の小指を握りこむことだと教えてくれ、「木葉が掛からないときは、送りが捕れます」と言ってあっけなく送捕りを極められた。 ■それからおもむろに木葉送りを掛けられた。 「たまに(丁字を打ち込み)掌を極める人などもいますが、そんな必要はないと思います。また、反対側の足に押し込む必要もなく、そのまま掛ければいいです。」などと言いながら何度も崩された。掛け値無しに上手い。どこにも引っかかりがなく、実にスムーズに掛けるのだ。 ■軽く手を添えたかと思うと、そのまま掛けてしまう。掌をギチッと極めたりしない。むしろ「崩し、落し、外し」に近い。開祖直伝の世代がこのような掛け方をしたのに少なからず驚いた。今巷に広まっている少林寺拳法は一体何なのだろうか。 ■この先生なら、木葉返しはどう掛けるだろう。僕の中で好奇心の虫が頭をもたげる。先生は右手で木葉を捕るが極まらない。その瞬間、左手を掛けて一気に返された。そんな捕り方もあるのかと思った。 |
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| ■閂、丁字は表と裏 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
■もしかしたら閂系も何か新しいことを教えてもらえるかもしれないと思いつつ、「閂はどう掛けたら良いのでしょう」と聞いてみた。今度は両手を掛けたと思った瞬間、閂を極められて、つま先立ちにされていた。一瞬、宇都宮の原田先生に閂を掛けられた記憶が蘇った。次の瞬間案の定、まっ逆さまに落とされた。僕は板の間に受身を取らざるを得なかった。 ■凄い先生がいたもんだ。丁字はどう捕るのだろう。「先生、丁字はどう考えたらよいですか」すると、「閂守法はしってますか?」と聞かれた。 閂守法というのは聞いたことがなかったので「知りません」と答えた。「こうするんです。」と言って手首をやや活かす感じで力を込めた。なるほどそれをやられると閂がとれない。それを真似て僕が閂守法をした瞬間丁字を極められた。 「丁字で攻める急所は普段隠れているが、閂守法をすると出るんです」という。 ■なるほど、守主攻従の少林寺拳法ではグー・チョキ・パー戦術で相手の出方にあわせるのが基本だ。だけど、木葉や丁字や閂などは自分一人で技を掛けに行く感じがして違和感を感じていた。そのモヤモヤが説明を聞いて氷解した。仕掛けの技でも相手に合わせて使い分けていくということが分かってスーッと腑に落ちた感じだ。 |
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| ■東北の名人 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
■こんなに分かりやすく教えてくれる先生も数少ないだろう。これが小名浜道院長の福家(ふけ)先生だった。後でお伺いしたところ、四国の出身で田村道明先生の門下生にあたり、上田清先生や加藤義秋先生の兄弟弟子でもあるという。仕事の関係で福島に行く際、「(故・太田先生らとともに)東北に少林寺拳法を広めてくれ」と開祖から言われ、こちらに根を張ったそうだ。 ■僕が「四段の特別昇格考試は田村先生に、五段の時は加藤先生に見ていただきました」と言うと、福家先生は「なんだ、つながりがあるじゃない」と言って笑われた。僕もつられるようにして笑っていた。 ■解散した後も福家先生の周りには輪ができて、関東参加組の拳士達はいつまでも先生を放そうとしなかった。 大収穫だ。来て良かったと思った。また、ゆっくりとお話を聞きに行きたいと思った。 |
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| ■乙女姫の湯 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
うっすら緑色の温泉は弱アルカリで肌がスベスベになる。僕が湯船でみうら家の長男、今年小学校にあがったばっかりの楽(ガク)と手で作った水鉄砲でお湯の掛け合いとしていると、HIROさんが参戦し、物凄い勢いでお湯を掛け始めた。桶でお湯を掬ってガクにぶっ掛ける。ひとしきり掛け終わると、皆で大笑いをした。ガクも僕も大笑いをしていた。貸切だからこそできる大はしゃぎだ。 |
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| ■おいしさテンコ盛りのバーベキュー | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
風呂からあがると、庭では既に炭の準備が整っていた。地元の牛は箸で切れるような柔らかさと甘味がある。それに魚介類や取立ての筍。それらを、皆で焼く。 ふと見ると、食欲星人のイッシン&さとかっちゃんも満足げだ。
小松先生や近藤さんを始め、鮫川道院の方も何人か来てくれた。新鮮な素材を豪快に焼き上げ、美味し過ぎる夕食を肴に、そこここで話が弾んでいる。 ここでもティーチャー水野が大活躍だ。水野さんが蒸し焼きにした筍の刺身がコリコリとしてる。近藤さんが差し入れてくれた生酒も美味かった。
僕らはその後も屋内に場所を変えて深夜まで飲みつづけた。 |
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| ■お化けは信じてないが。。。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
僕はお化けは信じてない。でも、東京に帰って改めて宿のパンフレットを見たら、ここは実在の「乙女姫」の霊を鎮めるために像を作って祭ってある宿だと書いてあった。マジかよ、ちょっと背筋が寒くなった。 |
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| ■初恋 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
翌朝起きると、やっぱり僕は二日酔いだった。タオル一本をもって朝風呂を浴びに行く。僕がうだうだやってる間に、恒さんはマラソン、妻は肇君たちと、大蛇が出たところ、狸が出たところ、ドブネズミが出たところなど、近所の探検に行っていたようだ。 また、HIROさんのところのエリちゃんは、今回の旅でさとかっちゃんに恋心を抱いたようだが、さとかっちゃんに彼女がいることが判明。4歳で迎えた初恋は、あえなく失恋となった。それも、この朝の出来事だった。
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| ■アウトドア天国 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
この時期、鮫川村では村祭りのシーズンになる。僕らは近藤ファミリー、小松ファミリーとともに鹿角平観光牧場へと向かった。 僕らは蕨が生えているという丘を上った。ここは初めて僕がパラグライダーを体験したとき林に突っ込んだ斜面だ。なつかしい。 まるで北海道を思い出させてくれるような原っぱなのである。この広大なフィールドで僕の持ってきたトランシーバーは子供達のいいおもちゃとなった。丘のてっぺんで、僕らはしばし時間を忘れて蕨をとった。 ここはアウトドア天国だ。マウンテン・ボード・ゲレンデで遊び、お腹がすいたら鉄板で焼きソバ。みうらさんがボソッと言う。「こっちの人は、いとも簡単にバーベキューとかやってまうなぁ。」確かにその手際の良さと、味の良さには脱帽だ。 村祭りの今日は、体験パラグライダーも無料開放。僕らは丘を登って申し込みに行ったが、残念ながら風が強すぎてフライトはできなかった。「マジ、ヤバイッすよ」はイッシンの口癖。期待した時に出る言葉だ。この言葉を連発していただけにイッシンがちょっと可愛そうだった。今度リベンジしよう。 ふもとまで急斜面を皆で駆け下りて皆で競走した。 |
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| ■戸惑い | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
この原っぱはいい。ここで遊んでいると心がどんどん広がっていくようだ。子供達と一緒に遊ぶ人。拳法の練習をする人。僕はガク君、肇君、みうらさんと2対2に分かれ、初めてラグビーのゲームを体験した。 ラグビーは紳士のスポーツと言われている。かつて英国ではビジネスの前にラグビーの試合をしたそうだ。なぜならラグビーには人間性が出る。その人が臆病な人か、柔軟な思考をもっているか、信頼できるか試合をしたら分かると言う。だから、商談に入る前にラグビーを通して相手を見極めたのだと大西一平さんから聞いたことがある。 僕は球技もだめだが、集団競技も向いてない。しかし、もっとも苦手なのが他人との身体接触だ。最初に少林寺で抜き手の練習をしたときも抵抗があった。こどもの頃のスキンシップ不足が未だに消えてない。どうタックルしていいか分からないし、タックルされてもどうしていいか分からない。僕は戸惑うばかりだった・・・。 これが僕のラグビー初体験だった。
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| ■開祖が夢見たこととは | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
りょうさんとしんたろさんを乗せ、妻の運転する車は東京に向かっている。思えば福島に着いたのは、今からたった28時間前のこと。いろんなことがギュッと凝縮された28時間だった。助手席でパソコンのキーを叩いているが、僕は今回の体験の一体何割を書き残すことができるだろう。 本来だったら、会うこともなかったであろう福島の人たちと関東の人たちの交流が行われた。唯一の接点は「少林寺拳法」だ。少林寺拳法が拳士以外の人まで巻き込んで、豊かな交流を生み、多くの人が幸せな気持ちになる。開祖が目指した幸福運動とはこういうことだったのかもしれない。 今回、言い出しっぺ肇君のお父さんである近藤さんが小松先生との連絡や宿の手配など、準備段階から奔走してくれた。 そして、もうひとつ特筆すべきことは、企画段階での僕等の連絡はすべてネットを使って行われたことだ。電話ではお互いにつかまらなかったり、全員の意向をすばやく確認することなど不可能だったろう。そういった意味では今回の福島e-研はネットがなかったら実現できなかったかもしれない。まさに、ITが少林寺拳法の活動を変えた一例と言えるだろう。
大変でしたが、楽しかったです。みなさん、ありがとうございました。 追記:ちなみに今回の福島e-研のあと、二人の人が少林寺拳法を始めると宣言してました。 |
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| ■番外編・ぶどうの香りと・・・ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ある日妻に覚えの無い届け物が届いた。それは今年の5月に訪れた福島で出会った小針さんからの贈り物だった。中に一通の手紙が入っていた。
また、お会いできる日を楽しみにしています。(明竜&真竜) |
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