全部自分で作ってみたかった♪
内容に関しては 財団法人少林寺拳法連盟 の正式な見解ではありません。 【サイト・オーナーへメールサイト・オーナーへメールする    
■ ものづくりは楽しい
 
■ 壁張り


壁をはり付けているところ

物置小屋完成♪

ドアの取っ手、鍵はこんな感じ

自動でドアが閉まるように
バネ付きの蝶番にした

床下にも補強を入れた
昨日は面倒な壁材の加工までしておいた。今日は取り付け作業からだ。空気穴つきの側面上部の壁板から固定した。鴨居の上に壁がついたような形だ。天気がいいせいか屋根付近に熱い空気が溜まっているのが分かる。空気抜けの穴では所詮限界があるようだ。小屋の使用に影響がでるだろうか。温度上昇を防ぐためもっと別の方法も考えるべきだろうか。一瞬そんな考えもよぎった。でもいい、こんな時に深く考えていてもしかたない。とにかく今は作業を続けることにしよう。

全面の壁を張り、ドアを取り付けた。ドアは基本的にベニア板なのだが、それでけでは味気ないので補強と飾りを兼ねて枠をつけてみた。これに100円ショップで購入した取っ手と鍵用の金具を取り付けた。

ここまでくると完成も見えてくる。(もしかしてゴールデン・ウィーク中に完成しなかったらどうしよう)という弱気の虫も心の中にいた。今朝の段階では屋根と柱だけの茶室状態だった。単純にベニア板を打ち付ければ箱状になるので大した時間は掛からないと頭の中では分かっていたが、茶室の姿を見ていると、今日明日で完成させられないのではという思いを消し去ることはできなかった。だけど、今は違う。もう弱気の虫の影は薄い。

あとは1x4材で継ぎ目を隠す化粧と保護用のオイルを外壁に塗る作業だ。

1X4材のカットは面倒だったが一本一本採寸して切ることにした。細かい微調整を繰り返して小屋を作ってきたせいで、本来同じ長さのはずのところでも、場所によって数センチの差が出ているからだ。

■ コテ刷毛の威力

1X4の次ぎ目隠しは別に難しくはない。ある程度の時間さえ掛ければ終わった。これで作り物は完成ということになる。

あとはオイル塗りだ。ムク材は雨ざらしにしておくと黒い点々のカビが着き、同時に表面が白っちゃける。見た目が悪いだけでなく寿命も縮めてしまう。保護のために塗料を塗るわけだ。

ただ、ペンキのようにドロッとしたものは塗りたくない。通常ログハウスなどではオイルかオイルに多少ペンキ状のものが混ざったものを塗る。笑竜庵では薄い皮膜ができるオイルを良く使っている。そして色もライトオークという明るい茶色で統一している。

いつも塗料を塗るときは広い面を一気にぬれるローラーと細かいところを塗りこむ刷毛をつかっていたが、今回は試しにコテ刷毛というものを購入してみた。スポンジとフェルトが平面状に取り付けられている塗り具だ。いざ塗り始めてみるとこれが恐ろしいほどの効果を発揮した。

塗料を塗る時は刷毛かローラーで塗った後、ボロ布で塗料を押し込むように拭くと良い本に書いてあった。そのほうが木材の奥までオイルが浸透し、塗料自体の節約にもなるという。そしてコテ刷毛はローラーとこの押し込みを一遍に行うことができた。しかもローラーよりも細かいところに手が届く。さすがに刷毛ほどではないが、それでも刷毛塗りの面積を著しく縮小してくれた。

ただ、なぜだろう。もうすぐ一通り塗り終わるというところでコテ刷毛のスポンジがはがれはじめてきた。ステンレス版に接着剤で貼り付けてあったようで、オイルが粘着力を弱めてしまったようだ。そして一旦はがれ出したらドンドン加速して、結局あと少しというところで全部はがれてしまった。

■ 完成?

わずかに残った塗り残し部分を刷毛で塗っていく。2x4材で作ったハシゴも活躍している。これは我が家では「ツネサンバシゴ」と呼ばれている。前回自遊工房を作った際に手伝いに来てくれた恒さんが端材で作ってくれた簡易梯子だ。コストが掛からないことと幅広に作られているのが特徴で、壁塗りには大変重宝する。

この、ツネサンバシゴを使いつつ4面とも刷毛塗りを終えた。う〜ん、終わりか? 塗装が終わったということは、全工程が終わったがはずだが、実感湧かない。

そういえば自遊工房を作ったときも、こんな感じだったような気がする。テレビドラマのようなクライマックスの盛り上がりに欠けるのだ。小屋の周囲を歩き、中を覗く。作り物が全部終ったことを確認した。外壁の保護塗料も塗ったことを確認した。鍵も掛かるようになっているし、細かい隙間にはシリコンでコーキングしてあることも確認した。小屋作りの作業は、やっぱり終わったようだ。

■ ものづくりは楽しい

ちょうど、ご近所さんが散歩に出て来た。ニコニコしながら「できたの?」と聞く。「ええ、どうやら終わったようです」他人事のような答え方で我ながらおかしいと思う。
ご近所さんが小屋を見回しながら、「おお、りっぱだねえ」「まめだねえ」「プロだねえ」お世辞交じりの言葉を連発した。社交辞令と知りつつもちょっとうれしい。

でも、課題もある。ドアの蝶番にバネ入りのものを選んだので勝手に閉まるのだが、最後に少し隙間ができる。干渉している部分を削ってもいいのだが、ドアの上下にストッパーになるパーツをつけるほうが良さそうだ。今度資材屋で探してこよう。

小さくて簡単な作りの小屋ではあるが、世界でひとつしかない小屋だ。自分達で一から作り上げたことは楽しい経験となった。


木の陰のちょっと目立たないところに小屋があります